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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科72巻13号

2018年12月発行

文献概要

特集 あなたは考えていますか? 前立腺癌検診・生検・治療のQOLと費用対効果 〈PROに基づく各種限局性前立腺癌の治療戦略の評価〉

外照射療法—各種外照射治療のQOL改善の歴史と最新治療のQOL評価

著者: 中村和正1 小西憲太1 小松哲也1

所属機関: 1浜松医科大学医学部放射線腫瘍学講座

ページ範囲:P.1072 - P.1075

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▶ポイント

・三次元原体放射線治療に変わって強度変調放射線治療が主流となり,消化器系有害事象の低減化が実現された.

・中等度寡分割照射については,PSA非再発率について,通常分割照射との非劣性がほぼ証明された.

・超寡分割照射については,その有用性は大規模比較試験ではまだ証明されていない.

参考文献

1) Nakamura K, Mizowaki T, Imada H, et al : External-beam radiotherapy for localized or locally advanced prostate cancer in Japan : a multi-institutional outcome analysis. Jpn J Clin Oncol 38 : 200—204, 2008
2) Cahlon O, Hunt M and Zelefsky MJ : Intensity-modulated radiation therapy : supportive data for prostate cancer. Semin Radiat Oncol 18 : 48—57, 2008
3) Höcht S, Aebersold DM, Albrecht C, et al : Hypofractionated radiotherapy for localized prostate cancer. Strahlenther Onkol 193 : 1—12, 2017
4) Pryor D, Turner SL, Tai KH, et al : Moderate hypofractionation for prostate cancer : A user's guide. J Med Imaging Radiat Oncol 62 : 232—239, 2018

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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