文献詳細
増刊号特集 泌尿器内視鏡手術のすべて〈特別付録Web動画〉
副腎・腎・後腹膜の手術
文献概要
Point
●経腹膜到達法において,右側では十分に肝を挙上すること,左側では腎前面を大きく展開することが重要である.
●左右いずれの術式においても,剝離した血管側をブリッジとして牽引に利用することが,副腎を把持せずに手術を行うために最も重要である.
●5cmを超える副腎腫瘍に対しては,後腹膜到達法にもメリットがあると考えている.
●経腹膜到達法において,右側では十分に肝を挙上すること,左側では腎前面を大きく展開することが重要である.
●左右いずれの術式においても,剝離した血管側をブリッジとして牽引に利用することが,副腎を把持せずに手術を行うために最も重要である.
●5cmを超える副腎腫瘍に対しては,後腹膜到達法にもメリットがあると考えている.
参考文献
1) 戸澤啓一 : 副腎腫瘍の外科的治療. 臨泌68 : 576─579, 2014
2) 鈴木和雄 : 腹腔鏡下副腎摘除術─経後腹膜腔・側方到達法. 内分泌外科15 : 171─176, 1998
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