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増刊号特集 泌尿器内視鏡手術のすべて〈特別付録Web動画〉
副腎・腎・後腹膜の手術
文献概要
Point
●腎門部付近の腫瘍の場合,尿路,腎動脈と腫瘍の間を可及的に剝離しておく.
●腎血流遮断後,腎被膜,腎皮質はハサミで鋭的に,腎髄質,腎洞内はシーリングデバイスで鈍的に剝離する.
●尿路修復は尿路同士が縫合閉鎖できるもののみ行う.できないものは腎実質縫合で圧迫閉鎖する.
●腎実質縫合は片手の運針のみではすべて対応できないことを知っておく.
●腎門部付近の腫瘍の場合,尿路,腎動脈と腫瘍の間を可及的に剝離しておく.
●腎血流遮断後,腎被膜,腎皮質はハサミで鋭的に,腎髄質,腎洞内はシーリングデバイスで鈍的に剝離する.
●尿路修復は尿路同士が縫合閉鎖できるもののみ行う.できないものは腎実質縫合で圧迫閉鎖する.
●腎実質縫合は片手の運針のみではすべて対応できないことを知っておく.
参考文献
1) 繁田正信, 岩本秀雄, 甲田俊太郎 : 泌尿器腹腔鏡下手術におけるバイポーラシーリングデバイスの使い方. 臨泌71 : 328─332, 2017
2) 繁田正信, 岩本秀雄, 田村賢司 : 血管処理の注意点と出血対処法 : 腎部分切除術. 臨泌70 : 856─860, 2016
3) 繁田正信, 小羽田悠貴, 内藤美季, 他 : 腹腔鏡下腎部分切除術におけるトラブルシューティング. Jpn J Endourol 29 : 15─19, 2016
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