icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科72巻9号

2018年08月発行

学会印象記

「第106回日本泌尿器科学会総会」印象記

著者: 小宮顕1

所属機関: 1千葉大学大学院医学研究院泌尿器科学

ページ範囲:P.756 - P.757

文献概要

第106回日本泌尿器科学会総会が京都大学教授の小川修会長のもと,京都国際会館およびグランドプリンスホテル京都にて4月19〜22日の日程で開催されました.併せて,16th Urological Association of Asia(UAA)Congress 2018も開催されました.このように日本とアジアの泌尿器科学会が同時に行われたのは史上初と思われ,どちらか1つでも多大なる労力と時間が必要ですので,今後もなかなか実現は難しいのではないでしょうか.

 さて,なぜ今回私が本印象記を書くに至ったかというと,SNSへの情報発信がきっかけのようです.今年は日本での開催であり,久しぶりにUAAに参加しようと思い,演題を出しました.すると演題番号が“MP-001”と,第一番目としていただき,珍しいこともあったものだと情報をアップしたところ,原稿依頼を受けたという次第です.賞を取ったわけでもなく,特に学術的に優れているというわけでもないのですが,気分よく発表できました.内容は,「精液所見の改善には,タバコやアルコール,長風呂,サウナ,ブリーフなどは避けましょう」というごく当たり前の内容でした.UAAのModerated Posterセッションの演者のなかには,106回総会から移動となった方もいらしたようですが,領域ごとに賞が選定され,よく練られていました.蛇足ですが,UAAの特典として京都市の地下鉄1日券が2枚ついておりお得でした.このような京都大学ならではの気配りが随所でみられる学会でした.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら