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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科73巻10号

2019年09月発行

特集 腎移植臨床の進歩―集学的治療における泌尿器科医の役割を再考する

〈総論〉

腎移植における領域横断・多職種連携

著者: 西慎一1

所属機関: 1神戸大学大学院医学研究科腎臓内科

ページ範囲:P.697 - P.700

文献概要

▶ポイント

・腎移植を選択する慢性腎臓病患者も高齢化している.そのため,内科合併症や透析合併症を多く抱えている.

・腎代替療法選択肢の1つに腎移植がある.患者の療法選択には多職種連携でSDMにより支援することが理想である.

・腎移植術前後の内科合併症,透析合併症への対応のために領域横断的な医師,多種職者の連携が必要である.

参考文献

1) 小松康宏 : 腎代替療法 (透析・移植) の療法説明とShared decision making. カレントテラピー37 : 512, 2019
2) 小坂志保 : 慢性腎臓病患者の腎代替療法意思決定支援の新たな展開. Medical Science Digest 43 : 224-226, 2017
3) 近藤 恵, 西川雅美, 秋山和美, 他 : 維持期における腎代替療法選択の実際 維持透析・移植患者アンケートからの一考察. 日臨腎移植学会誌6 : 90-92, 2018
4) 石井大輔, 吉田一成 : 移植外科医から見たチーム医療. 腎移植・血管外25 : 99-104, 2014
5) 日本臨床腎移植学会・日本移植学会 : 腎移植臨床登録集計報告 (2018) 2017年実施症例の集計報告と追跡調査結果. 移植53 : 89-108, 2018

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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