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特集 リプロダクションの現在―いま精子力を考える 〈精子力改善プロジェクト〉 コラム
新精液輸送容器トランスポーターS®による精子力低下軽減の試み
著者: 向井徹1
所属機関: 1ミツボシプロダクトプラニング株式会社
ページ範囲:P.1002 - P.1004
文献購入ページに移動従来の採精容器は約20年前に精液検査ガイドラインで制定された非常にシンプルなものが今日まで使用されており,男性不妊症の患者にとって,非常に使いづらくストレスを感じるものであった.また,体外受精(IVF)・顕微授精(ICSI)など不妊治療を経験した女性パートナーからは「自宅からクリニックの運搬に不安を感じる」「治療に使う大切な細胞を保管する容器として違和感を覚える」というような意見が少なからず寄せられていた.
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