文献詳細
特集 もっと身近に! Female Urologyを学ぶ
〈総論〉
文献概要
▶ポイント
・日本ではTVM手術はセルフカットメッシュを用いて独自の発展を遂げ,欧米では行われなくなりつつあるこの術式がPOP手術の選択肢としてしっかりと残っている.
・LSCにはトータルリペアLSCとサイトスペシフィックLSCがあるが,その優劣は長期成績によって検証されるべきである.
・国産PTFEメッシュに新たな可能性を感じることができる.
・日本ではTVM手術はセルフカットメッシュを用いて独自の発展を遂げ,欧米では行われなくなりつつあるこの術式がPOP手術の選択肢としてしっかりと残っている.
・LSCにはトータルリペアLSCとサイトスペシフィックLSCがあるが,その優劣は長期成績によって検証されるべきである.
・国産PTFEメッシュに新たな可能性を感じることができる.
参考文献
1) 竹山政美, 野間雅倫, 山本圭介, 他 : 「女性のための泌尿器科外来」 2年間の臨床統計-市民啓発活動と患者数の動向. 性差と医療1 : 523-527, 2004
2) Takeyama M : Basic procedures in tension-free vaginal mesh operation for pelvic organ prolapse. Int J Urol 18 : 555-556, 2011
3) Takeyama M, Koyama M, Murakami G, et al : Nerve preservation in tension-free vaginal mesh procedures for pelvic organ prolapse : a cadaveric study using freshnand fixed cadavers. Int Urogynecol J Pelvic Floor Dysfunction 19 : 559-566, 2008
4) Obinata D, Yamaguchi K, Ito A, et al : Lower urinary tract symptoms in female patients with pelvic organ prolapse : efficacy of pelvic floor reconstruction. Int J Urol 21 : 301-307, 2014
5) 安倍弘和 : 骨盤臓器脱に対する腹腔鏡下仙骨腟固定術. In : 竹山政美 (編) : 新女性泌尿器科テキスト. pp174-189, メディカ出版, 東京, 2014
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