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増刊号特集 泌尿器科周術期パーフェクト管理 腫瘍関連の手術:腎
腎癌のアブレーション療法
著者: 中塚豊真1
所属機関: 1三重大学医学部附属病院放射線科
ページ範囲:P.40 - P.43
文献購入ページに移動◆アブレーション治療前にはガイドライン上,生検による確定診断が必要とされ,播種性転移のリスクは0.1%以下と低いことを説明する.
◆アブレーション治療までの待機期間を要する場合でも,腎癌の腫瘍径増大速度は平均4〜5mm/年と遅く,ガイドライン上,多少増大しても進行度T1aの早期腎癌であれば,遅延手術治療成績は同じであることを説明する.
◆特に,高齢や重篤な併存疾患をもつハイリスク患者では,無理に1回ですべてを治療せず,複数回に分割してアブレーション治療をより安全に行うことがあると説明する.
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