文献詳細
特集 メディカルスタッフとともに診る 高齢者の排尿マネジメント
〈高齢者の排尿管理の問題点とその対処法〉
文献概要
▶ポイント
・尿道留置カテーテルは,適切な症例にのみ使用し,留置後もより短期間に留めるべきである.
・尿道留置カテーテルの適正管理で重要なことは,閉鎖性を保つことである.
・カテーテル関連尿路感染症の治療は,まず経験的治療(empiric therapy)には広域抗菌薬を選択し,治療前に採取した尿培養の結果が判明次第,標的治療(definitive therapy)へ変更する.
・尿道留置カテーテルは,適切な症例にのみ使用し,留置後もより短期間に留めるべきである.
・尿道留置カテーテルの適正管理で重要なことは,閉鎖性を保つことである.
・カテーテル関連尿路感染症の治療は,まず経験的治療(empiric therapy)には広域抗菌薬を選択し,治療前に採取した尿培養の結果が判明次第,標的治療(definitive therapy)へ変更する.
参考文献
1) Guideline for Prevention of Catheter ― associated Urinary Tract Infections 2009. Centers for Disease Control and Prevention (CDC) https://www.cdc.gov/infectioncontrol/guidelines/cauti/
2) 泌尿器科領域における感染制御ガイドライン, 日本泌尿器科学会. 泌尿器科領域における感染制御ガイドライン作成委員会, 2009 http://www.urol.or.jp/info/guideline/data/12_infection_control_urology.pdf
3) 山本新吾, 石川清仁, 速見浩士, 他 : JAID/JSC感染症治療ガイドライン2015 ― 尿路感染症・男性性器感染症 (解説). 日化療会誌64 : 1-30, 2016
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