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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科73巻8号

2019年07月発行

文献概要

特集 ハイリスク前立腺癌を深掘りする―その変遷とM0 CRPCの最新治療

企画にあたって フリーアクセス

著者: 大家基嗣1

所属機関: 1慶應義塾大学医学部泌尿器科学教室

ページ範囲:P.509 - P.509

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 前立腺癌の特徴は不均一性(heterogeneity)です.限局性前立腺癌に対して根治的前立腺摘除術を施行し,根治する患者さんがいる一方,早期に生化学的再発をきたす患者さんがいらっしゃいます.D'Amicoのリスク分類,NCCNのリスク分類,本邦における前立腺癌ガイドラインでのリスク分類を使用して,患者さんの予後を予測することは日常臨床でのルーチンであります.総論では,その必要性と変遷を整理することで,意義を再認識できることが述べられています.

 局所ハイリスク前立腺癌と診断された場合の治療については,近年より積極的な治療が行われつつあります.手術治療では拡大リンパ節郭清,放射線治療についてはトリモダリティです.それでも追加治療が必要となる場合があります.前立腺全摘後のアジュバントあるいはサルベージの放射線治療はどのような患者さんに必要でしょうか.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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