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特集 小児泌尿器科オープンサージャリー―見て学ぶプロフェッショナルの技〈特別付録Web動画〉 〈泌尿器科医として習得したい手術〉
陰囊水瘤(水腫)根治術―どんな場合に手術が必要か? どのような手術をすべきか?
著者: 松岡弘文1
所属機関: 1福岡大学医学部腎泌尿器外科学講座
ページ範囲:P.466 - P.471
文献購入ページに移動・小児の陰囊水瘤はほとんどが交通性である.腹膜鞘状突起を通して腹腔内と精巣鞘膜腔に何らかの交通路が存在する.
・したがって,小児陰囊水瘤の治療の基本は腹膜鞘状突起の高位結紮である.
・ただし,自然治癒傾向が強いため治療介入には慎重であるべきである.1〜2歳までに大部分が,それ以降にも多くが自然治癒する.
*本論文中、[▶動画]マークのあるものにつきましては、関連する動画を見ることができます(公開期間:2022年6月末まで公開)。
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