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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科74巻7号

2020年06月発行

文献概要

特集 小児泌尿器科オープンサージャリー―見て学ぶプロフェッショナルの技〈特別付録Web動画〉 〈小児泌尿器科プロフェッショナルレベルの手術〉

高度尿道下裂―Koyanagi法(変法)

著者: 鯉川弥須宏1 此元竜雄1 秋武菜穂子1

所属機関: 1福岡市立こども病院泌尿器科

ページ範囲:P.524 - P.529

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▶ポイント

・形成尿道に使用の皮膚は,尿道板から左右の陰茎包皮へ移行する部分が狭くなりやすい.

・背面の皮下組織に開けるボタンホールは小さめがよい.

・亀頭形成時に冠状溝部の形成尿道に屈曲,狭窄をつくりやすく,亀頭は十分に剝離する必要がある.

・尿道板,亀頭海綿体の剝離は,陰茎海綿体白膜との境の把握が重要である.

*本論文中、[▶動画]マークのあるものにつきましては、関連する動画を見ることができます(公開期間:2022年6月末まで公開)。

参考文献

1)谷風三郎, 他 : 手術手技 小児泌尿器科手術5 尿道下裂修復術. 臨泌52 : 383-389, 1998
2)Koyanagi T, et al : Experience With One-Stage Repair of Severe Proximal Hypospadias : Operative Technique and Results. Eur Urol 24 : 106-110, 1993
3)山口孝則, 他 : 高度尿道下裂に対する修復術の変遷. 西日泌尿65 : 402-407, 2003
4)Snow BW, et al : Yoke Hypospadias Repair. J Pediatr Surg 29 : 557-560, 1994
5)Hayashi Y, et al : The Modified Koyanagi Repair for Severe Proximal Hypospadias. BJU Int 87 : 235-238, 2001
6)Hayashi Y, et al : Neo-modified Koyanagi Technique for the Single-Stage Repair of Proximal Hypospadias. J Pediatr Uro 3 : 239-242, 2007

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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