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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科75巻4号

2021年04月発行

増刊号特集 泌尿器科当直医マニュアル

入院編 処方・処置に伴う合併症・トラブル

薬剤性腎不全

著者: 渡辺裕輔1 岡田浩一2

所属機関: 1埼玉医科大学国際医療センター血液浄化部・腎臓内科 2埼玉医科大学病院腎臓内科

ページ範囲:P.224 - P.227

文献概要

絶対に見逃してはいけないポイント
☞腎機能障害の原因として薬剤性を鑑別に挙げる.薬剤性腎障害には4つのパターンがある.
☞薬剤性腎障害では被疑薬を中止するとともに,腎排泄性薬剤の減量・中止も考慮する.
☞薬物療法に抵抗性の高カリウム血症,体液過剰,代謝性アシドーシス,尿毒症症状を呈した場合は,透析療法の適応になる.

参考文献

1) Khawaja A : KDIGO Clinical Practice Guideline for Acute Kidney Injury. Kidney Int Suppl 2 : 1-138, 2012
2) 日本腎臓学会 : AKI (急性腎障害) 診療ガイドライン2016. 日腎会誌59 : 419-533, 2017
3) 成田一衛, 他 : 薬剤性腎障害診療ガイドライン2016. 日腎会誌58 : 477-555, 2016

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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