icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科75巻6号

2021年05月発行

特集 躍動するオフィスウロロジー―その多様性に迫る!

〈Medical Urology〉

前立腺肥大症(BPH)の実臨床―保険診療の立場から

著者: 斎藤忠則1

所属機関: 1東京曳舟病院泌尿器科

ページ範囲:P.374 - P.380

文献概要

▶ポイント

・前立腺肥大症(BPH)における実臨床の診断と治療の要点を,保険診療上の注意点とともに述べた.

・保険診療は療養担当規則のルールに沿って行うことが必要である.

・検査は手順を追って必要なもののみを適切な時期に行い,当月傷病名の登録をする.

・投薬は推奨グレードと添付文書による適応症に沿って行う.みだりに投薬せず,患者の主訴,QOLの改善に役立つ順に処方することを心がける.

参考文献

1) 日本泌尿器科学会 (編) : 男性下部尿路症状・前立腺肥大症診療ガイドライン. p4, pp37-40, リッチヒルメディカル, 東京, 2017
2) 社会保険研究所 : 医科点数表の解釈 令和2年4月版 : 療養担当規則. pp1041-1046, 2020
3) 日本臨床泌尿器科医会 (編) : 泌尿器科保険診療の手引き 令和2年10月版 : 2020
4) 東京臨海病院における後部尿道ステントの検討 5α還元酵素阻害薬併用の有用性. 日本臨床泌尿器科医会 第10回臨床検討会抄録集, 2013
5) 社会保険研究所 : 特材ハンドブック 令和2年4月版. 2020

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら