文献詳細
特集 油断大敵! 透析医療―泌尿器科医が知っておくべき危機管理からトラブル対処法まで
〈透析時のトラブル対処法〉
文献概要
▶ポイント
・シャント感染は対応が遅れると敗血症となるため,早期の治療介入が必要である.
・シャント感染は局所感染なのか全身感染なのかを判断し,感染の広がりを判断したうえで適切な治療を選択する必要がある.
・感染予防は透析に関わる医療従事者が正しい感染対策を講じることと,患者への指導が重要である.
・シャント感染は対応が遅れると敗血症となるため,早期の治療介入が必要である.
・シャント感染は局所感染なのか全身感染なのかを判断し,感染の広がりを判断したうえで適切な治療を選択する必要がある.
・感染予防は透析に関わる医療従事者が正しい感染対策を講じることと,患者への指導が重要である.
参考文献
1) 新田孝作, 他 : わが国の慢性透析療法の現況 (2019年12月31日現在). 日透析医学会誌53 : 579-632, 2020
2) Wakasugi M, et al : High Mortality Rate of Infectious Diseases Indialysis Patients : A Comparison with the General Population in Japan. Ther Apher Dial 16 : 226-231, 2012
3) 岩渕 仁, 他 : 血液透析患者に発生した敗血症についての検討. 透析会誌44 : 617-622, 2011
4) 太田和夫 : グラフト感染症とグラフトの露出. さらばシャントラ 増補版. p121, 東京医学社, 東京, 2003
5) NKF-K/DOQI Clinical Practice Guidelines for Vascular Access : Update 2000. Am J Kidney Dis 37 : S166, 2001
掲載誌情報