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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科76巻1号

2022年01月発行

文献概要

特集 尿道狭窄に対する尿道形成術の極意―〈特別付録Web動画〉

女性の尿道狭窄に対する尿道形成術

著者: 嘉村康邦1

所属機関: 1昭和大学横浜市北部病院女性骨盤底センター

ページ範囲:P.50 - P.54

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▶ポイント

・尿道拡張後に再発を繰り返す場合,いたずらに尿道ブジーを継続するのではなく積極的に開放手術による根治術を考慮すべきである.

・遠位尿道狭窄に対する遠位尿道切除術は,根治性の高い優れた手術である.

・遠位〜中部尿道の尿道狭窄に対しては,腟壁や口腔粘膜をグラフトとして用いる尿道再建術が有用である.

*本論文中、[▶動画]マークのあるものにつきましては、関連する動画を見ることができます(公開期間:2024年1月末まで公開)。

参考文献

1) Schwender CEB, et al : Technique and Results of Urethroplasty for Female Stricture Disease. J Urol 175 : 976-980, 2006
2) Santucci RA, et al : Office Dilation of the Female Urethra : A Quality of Care Problem in the Field of Urology. J Urol 180 : 2068-2075, 2008
3) Lemack GE, et al : Urethral Dilation in Women : A Questionnaire-Based Analysis of Practice Patterns. Urology 54 : 37-43, 1999
4) Popat S, et al : Long-Term Management of Luminal Urethral Stricture in Women. Int Urogynecol J 27 : 1735-1741, 2016
5) 嘉村康邦, 他 : 尿道狭窄プラクティス―女性尿道狭窄の治療. 泌外31 : 31-36, 2018
6) Petrou SP, et al : Dorsal Vaginal Graft Urethroplasty for Female Urethral Stricture Disease. BJU Int 110 : E1090-1095, 2012

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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