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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科76巻10号

2022年09月発行

特集 男性不妊診療のニューフロンティア―保険適用で変わる近未来像

〈総論〉

男性不妊症に対する生殖医療の保険適用によるメリットとデメリット

著者: 辻村晃1

所属機関: 1順天堂大学医学部附属浦安病院泌尿器科

ページ範囲:P.686 - P.689

文献概要

▶ポイント

・乏精子症における精子形成の誘導を目的にクロミフェンクエン酸塩,妊活を目的とした勃起改善薬が保険適用となった.

・精巣内精子採取術が保険適用となり,手術適応に関与する「Y染色体微小欠失検査」も保険適用となった.

・保険適用にメリットがある一方で,男性不妊治療を行った場合に支援されていた国からの助成金は廃止されている.

参考文献

1) 日本生殖医学会 (編) : 生殖医療ガイドライン. 杏林社, 東京, 2021

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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