文献詳細
特集 男性不妊診療のニューフロンティア―保険適用で変わる近未来像
〈薬物療法〉
保険診療下における男性不妊診療としての性機能障害治療
著者: 福原慎一郎1 竹澤健太郎1 野々村祝夫1
所属機関: 1大阪大学大学院医学系研究科器官制御外科学講座泌尿器科学
ページ範囲:P.714 - P.718
文献概要
・男性不妊症としての勃起不全に対し,ホスホジエステラーゼ5(PDE5)阻害薬が保険診療として処方可能になった.
・保険診療としてPDE5阻害薬を処方するうえでは種々の制限があり,留意する必要がある.
・男性不妊症としての逆行性射精に対し,アモキサピンが保険診療として処方可能である.逆行性射精に対するアモキサピンは有効性が示されており,男性不妊症診療への貢献が期待される.
参考文献
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