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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科76巻11号

2022年10月発行

文献概要

特集 限局性前立腺癌診療バイブル―このへんでキッチリと前立腺癌診療の“あたりまえ”を整理しよう! 〈診断〉

泌尿器科医が押さえておくべき病理ミニマム知識(前立腺)

著者: 渡邊麗子1

所属機関: 1国立がん研究センター東病院病理・臨床検査科

ページ範囲:P.784 - P.791

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▶ポイント

・生検時は,採取部位と検体の照合を徹底し,取り違えを未然に防ぐ工夫を励行する.

・ホルマリン固定液に検体を浸漬するまでの時間が短いほど,検体の核酸品質が向上する.

・治療歴がある場合は,その内容を病理依頼票へ記載すること.

参考文献

1) 日本泌尿器科学会, 他 (編) : 前立腺癌取扱い規約 第5版. メディカルレビュー社, 大阪, 2022
2) 日本病理学会 (編) : ゲノム診療用・診療用病理組織検体取扱い規程. 羊土社, 東京, 2019
3) WHO Classification of Tumours Editorial Board : WHO Classification of Tumours : Urinary and Male Genital Tumours, of Fifth edition. IARC, Press Lyon, 2022
4) Moch H, et al : WHO Classification of Tumours of the Urinary System and Male Genital Organs, Fourth edition. IARC, Press Lyon, 2016
5) Varma M, et al : Head to Head : Should the Intraductal Component of Invasive Prostate Cancer Be Graded? Histopathology 78 : 231-239, 2021

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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