文献詳細
特集 ブレずに安心! 尿もれのミカタ
〈その他〉
文献概要
▶ポイント
・「冷え」は西洋医学にはない概念で,治療の対象にはならないが,東洋医学では治療の対象となる.
・「冷え」が引き起こす頻尿,尿失禁は西洋医学では改善しない可能性がある.
・「冷え」に対する漢方薬はさまざまあり,個々の症例にあった漢方を選択すれば,頻尿や尿失禁の症状だけでなく,ほかの多様な症状にも対応できる.
・「冷え」は西洋医学にはない概念で,治療の対象にはならないが,東洋医学では治療の対象となる.
・「冷え」が引き起こす頻尿,尿失禁は西洋医学では改善しない可能性がある.
・「冷え」に対する漢方薬はさまざまあり,個々の症例にあった漢方を選択すれば,頻尿や尿失禁の症状だけでなく,ほかの多様な症状にも対応できる.
参考文献
1) 伊藤 隆 : 病態と治療―寒熱. In : 日本東洋医学会学術教育委員会 (編) : 入門漢方医学. pp42-47, 南江堂, 東京, 2002
2) 寺澤捷年 : 漢方医学における 「冷え症」 の認識とその治療. 生薬学雑誌41 : 85-96, 1987
3) 皆川倫範 : 冷えを訴える患者への “一刀流” 診療. 臨泌71 : 436-442, 2017
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5) 石塚 修, 他 : 冷えと頻尿. 臨泌65 : 755-761, 2011
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7) Chen Z, et al : Stimulation of Skin Menthol Receptors Stimulates Detrusor Activity in Conscious Rats. Neurourol Urodyn 29 : 506-511, 2010
8) 今村哲也, 他 : 冷えストレスによって誘起されたラットの過活動膀胱に対する生薬エキスHの有効性の検討. 日排尿会誌16 : 154, 2005
9) 井上 雅 : 女性泌尿器疾患への “二刀流” 診療. 臨泌71 : 389, 2017
10) 皆川倫範 : 冷え・便秘を伴う下部尿路症状 (LUTS) に対する大建中湯の治療的役割. 臨泌75 : 950-955, 2021
11) 西田愼二 : 末梢の冷えを自覚する女性を対象とした当帰四逆加呉茱萸生姜湯のRCT. 漢方医40 : 28-31, 2016
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