文献詳細
文献概要
特集 尿路性器感染症の治療薬はこう使う!―避けては通れないAMRアクションプラン
注射用セファロスポリン系:CEZ・CTM・CMZ・FMOX・CTRX・CAZ・CPZ/SBT・CFPM・CTLZ/TAZ
著者: 亀井潤1
所属機関: 1自治医科大学腎泌尿器外科学講座泌尿器科学部門
ページ範囲:P.118 - P.125
文献購入ページに移動・開発時期で第一〜四世代に分類され,世代が進むにつれてグラム陽性球菌(GPC)中心からグラム陰性桿菌(GNR)へと抗菌スペクトラムが移行する.
・セフェム系抗菌薬は総じて腸球菌に対して抗菌作用をもたず,無効である.
・強い緑膿菌活性とESBL産生菌への抗菌作用を有したセフトロザン/タゾバクタム(CTLZ/TAZ)が2019年に登場したが,耐性菌抑制の観点から適切な使用が望まれる.
参考文献
掲載誌情報