文献詳細
増刊号特集 専門性と多様性を両立させる! 泌尿器科外来ベストNAVI
●尿路・性器の感染症●
文献概要
代表的主訴
●性器にかゆみや違和感を伴った直径1〜2mmの複数の水疱が出現する.
●初めて感染したときには38℃以上の発熱,鼠径部リンパ節腫脹と圧痛を認めることもある.
Point
◉単純ヘルペスウイルス1型または2型の感染によるものである.
◉発症には初めて感染したときと,すでに潜伏感染したものが再活性化したときの2種類がある.
◉抗ヘルペスウイルス薬はウイルス増殖抑制には有効だが,潜伏感染したウイルスを排除できない.
●性器にかゆみや違和感を伴った直径1〜2mmの複数の水疱が出現する.
●初めて感染したときには38℃以上の発熱,鼠径部リンパ節腫脹と圧痛を認めることもある.
Point
◉単純ヘルペスウイルス1型または2型の感染によるものである.
◉発症には初めて感染したときと,すでに潜伏感染したものが再活性化したときの2種類がある.
◉抗ヘルペスウイルス薬はウイルス増殖抑制には有効だが,潜伏感染したウイルスを排除できない.
参考文献
1) 日本性感染症学会 : 性感染症 診断・治療ガイドライン2020. 診断と治療社, 東京, 2020
2) 濱砂良一 : 性器ヘルペス. In : 後藤百万, 他 (編) : 泌尿器科薬剤の考え方, 使い方. pp262-267, 中外医学社, 東京, 2020
掲載誌情報