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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科76巻4号

2022年04月発行

増刊号特集 専門性と多様性を両立させる! 泌尿器科外来ベストNAVI

●腎不全●

急性腎障害(薬剤性)

著者: 渡辺裕輔1 岡田浩一2

所属機関: 1埼玉医科大学国際医療センター血液浄化部・腎臓内科 2埼玉医科大学医学部腎臓内科

ページ範囲:P.230 - P.233

文献概要

代表的主訴

●消炎鎮痛剤を内服してから尿量が少なくなった.

●抗菌薬を内服してから浮腫が出現した.

Point
◉急性腎障害(AKI)の原因として,薬剤性を鑑別に挙げる必要がある.
◉多くの薬剤がアレルギー機序によるAKIを起こす可能性がある.
◉薬剤性AKIでは被疑薬を中止するとともに,腎排泄性薬剤の減量・中止も考慮する.

参考文献

1) 薬剤性腎障害診療ガイドライン作成委員会 : 薬剤性腎障害診療ガイドライン2016. 日腎会誌58 : 477-555, 2016
2) Kidney International : KDIGO Clinical Practice Guideline for Acute Kidney Injury. Kidney Int Suppl 2 : 1-138, 2012
3) AKI (急性腎障害) 診療ガイドライン作成委員会, 他 (編) : AKI (急性腎障害) 診療ガイドライン2016. 日腎会誌59 : 419-533, 2017

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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