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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科76巻5号

2022年04月発行

特集 実践! エビデンスに基づいた「神経因性膀胱」の治療法

〈総論〉

神経因性膀胱の診療におけるアウトライン

著者: 井川靖彦1

所属機関: 1長野県立信州医療センター泌尿器科

ページ範囲:P.260 - P.264

文献概要

▶ポイント

・治療・管理の目的は,腎障害と症候性尿路感染の防止とQOLの改善である.

・腎障害と症候性尿路感染の危険因子には,高圧蓄尿・高圧排尿,有意な残尿,膀胱尿管逆流,膀胱変形などがある.

・QOL低下を避けるには,社会的に受容可能な尿禁制の獲得(尿失禁防止)がキーとなる.

参考文献

1) 日本排尿機能学会, 他 (編) : 二分脊椎に伴う下部尿路機能障害の診療ガイドライン [2017年版]. リッチヒルメディカル, 東京, 2017
2) 日本排尿機能学会, 他 (編) : 脊髄損傷における下部尿路機能障害の診療ガイドライン [2019年版]. 中外医学社, 東京, 2019
3) Ogawa T : Bladder Deformities in Patients with Neurogenic Bladder Dysfunction. Urol Int 47 (Suppl 1) : 59-62, 1991

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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