文献詳細
特集 トラブルゼロを目指した泌尿器縫合術―今さら聞けない! 開放手術のテクニック
〈各開放手術における縫合術〉
文献概要
▶ポイント
・精管周囲の血管を損傷することにより,血流障害を来し閉塞するリスクがある.精管周囲を愛護的に扱う.
・精管吻合,精管精巣上体吻合はwatertightに行う.
・縫合糸は非常に細く肉眼では見えにくいため,紛失しないよう常にガーゼ上で扱う.
・精管周囲の血管を損傷することにより,血流障害を来し閉塞するリスクがある.精管周囲を愛護的に扱う.
・精管吻合,精管精巣上体吻合はwatertightに行う.
・縫合糸は非常に細く肉眼では見えにくいため,紛失しないよう常にガーゼ上で扱う.
参考文献
1)辻村 晃 : 顕微鏡下精巣内精子採取術 (micro TESE). 臨泌73 : 245-247, 2019
2)岡田 弘 : 精管精管吻合. In : 並木幹夫, 他 (編) : 男性不妊症と陰茎・陰囊の手術 (Urologic Surgeryシリーズ). pp42-48, メジカルビュー社, 東京, 2001
3)松田公志 : 精管精巣上体吻合術. In : 並木幹夫, 他 (編) : 男性不妊症と陰茎・陰囊の手術 (Urologic Surgeryシリーズ). pp49-59, メジカルビュー社, 東京, 2001
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