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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科76巻9号

2022年08月発行

文献概要

特集 前立腺肥大症(BPH)の手術療法―臨床現場の本心 〈周術期・術後の本心〉

抗血栓療法は継続してよいか? もしくは中止すべきか?

著者: 野村博之1

所属機関: 1福岡山王病院泌尿器科

ページ範囲:P.654 - P.658

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▶ポイント

・過ぎたるはなお及ばざるがごとし(深掘りや過剰出力は避けるべし).

・勝つ可からざるは己にあり(凝固止血が難しい場合は電気凝固に切り替えるべし).

・水の低きに就くがごとし(蒸散面は段差および勾配のないバリアフリーを目指すべし).

参考文献

1) Maulaz AB, et al : Effect of Discontinuing Aspirin Therapy on the Risk of Brain Ischemic Stroke. Arch Neurol 62 : 1217-1220, 2005
2) Nina Vene, et al : Risk of Thromboembolic Events in Patients with Non-Valvular Atrial Fibrillation After Dabigatran or Rivaroxaban Discontinuation ― Data from the Ljubljana Registry. PLoS One 11 : 1-10, 2016
3) 松岡崇志, 他 : 周術期の抗血栓療法をヘパリンに置換した手術症例の検討. 泌紀58 : 223-226, 2012
4) 野村博之, 他 : 抗血栓療法継続中の症例に対する光選択的前立腺レーザー蒸散術 (PVP) の安全性と有効性に関する多施設共同前方視的研究. 西日泌80 : 50-55, 2018
5) 野村博之 : 抗血栓療法中の患者に対する接触式レーザー前立腺蒸散術 (CVP) の安全性と有効性に関する検討. 泌器12 : 431-435, 2020

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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