icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科76巻9号

2022年08月発行

--------------------

編集後記 フリーアクセス

著者: 近藤幸尋

ページ範囲:P.680 - P.680

文献概要

 人間というか,おじさん方の感性は,アメリカをはじめとした欧米も日本も変わらないようである.小職は,コロナ前は,海外出張の飛行機の上で映画を何本か見ていたので年間では10本ぐらいは観ていた.よって映画館に足を運ぶことはここ10年以上皆無であった.しかし映画を観に行こうという決断をしたが,おじさんおばさんの心を擽ったのは「トップガン」であった.前日である土曜日の夜にウェブ上で予約したが,日曜の昼間の部は大変混んでいたので,朝8時25分スタートしか予約ができなかった.それも2席隣り合わせの席はなく,離れた席を予約し出かけて行った.

 その映画は,小職が医師に成りたての頃にヒットした「トップガン」の続編である.前作を観たあとに,アメリカ泌尿器科学会がサンディエゴで行われた際には後輩とトップガンカフェに出かけて行ったことを思い出した.あのKAWASAKIのバイクは続編でも健在であった.この「トップガン・マーベリック」の北米での累計興行収入が,2012年公開の「アベンジャーズ」を超えて歴代9位にランクインしたそうだ.その額であるが,6億2380万ドル(約842億1300万円)と桁外れである.日本でも大ヒットを記録しているが,累計動員は580万人で累計収入は92億円のようである.普段映画を観ないおじさんたちが,喜んで映画を観に行った結果である.このようにアメリカでもおじさんが中心の観客だったのでしょうか.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら