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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科77巻10号

2023年09月発行

特集 徹底攻略! 副腎腫瘍2023―泌尿器科医が知っておくべき重要ポイント

〈診断〉

原発性アルドステロン症と褐色細胞腫・パラガングリオーマの新しい内分泌学的検査

著者: 立木美香1 成瀬光栄2

所属機関: 1京都医療センター内分泌・代謝内科 2医仁会武田総合病院内分泌センター

ページ範囲:P.762 - P.764

文献概要

▶ポイント

・血漿アルドステロン濃度の測定法がRIA法からCLEIA法へ変更となり,『原発性アルドステロン症診療ガイドライン2021』では判定基準が一部変更された.

・褐色細胞腫・パラガングリオーマの機能診断において,血中遊離メタネフリン分画は従来の尿中メタネフリン分画と診断精度は同等である.

参考文献

1) 日本内分泌学会 「原発性アルドステロン症診療ガイドライン策定と診療水準向上」 委員会 (編) : 原発性アルドステロン症診療ガイドライン2021. 診断と治療社, 東京, 2021
2) 日本内分泌学会 「原発性アルドステロン症実施の実態調査と普及に向けた標準化に関する検討」 委員会 (編) : わが国の原発性アルドステロン症の診療に関するコンセンサス・ステートメント. 診断と治療社, 東京, 2016
3) Lenders JWM, et al : Pheochromocytoma and Paraganglioma : An Endocrine Society Clinical Practice Guideline. J Clin Endocrinol Metab 99 : 1915-1942, 2014
4) 高橋克敏, 他 : カテコラミン正常の褐色細胞腫 : 病態と遊離メタネフリンの有用性. 日内分泌会誌97 (Suppl) : 77-80, 2021

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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