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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科78巻11号

2024年10月発行

特集 そうだったのか腎移植―泌尿器科ジェネラリストを目指そう!

〈基礎編〉

腎移植におけるSDGs① 変わりつつある日本の腎代替療法

著者: 高上紀之12 酒井謙1

所属機関: 1東邦大学医学部 腎臓学講座 2済生会横浜市東部病院 腎臓内科

ページ範囲:P.816 - P.820

文献概要

▶ポイント

・日本の腎代替療法は血液透析がほとんどを占め,腹膜透析・腎移植が少ない.

・厚生労働省は診療報酬改定を重ね,腹膜透析・腎移植を増加させる方針をとっている.

・生体腎移植が多くを占める日本において,今後のさらなる腎移植数増加のためには臓器提供数の増加が必要である.

参考文献

1) 日本透析医学会 : わが国の慢性透析療法の現況 https://www.jsdt.or.jp/dialysis/2227.html (2024年8月1日閲覧)
2) 秋葉 隆, 他 : 日本における国際血液透析患者調査DOPPSの成績. 透析会誌37 : 1865-1873, 2004
3) 日本移植学会 : 臓器移植ファクトブック2023 https://www.asas.or.jp/jst/pdf/factbook/factbook2023.pdf (2024年8月1日閲覧)
4) USRDS 2023 Annual Data Report https://usrds-adr.niddk.nih.gov/2023 (2024年8月1日閲覧)
5) 日本腎代替療法医療専門職推進協会ホームページ https://jrrta.org (2024年8月1日閲覧)
6) 中川由紀, 他 : 腎移植臨床登録集計報告 (2023) 2022年実施症例の集計報告と追跡調査結果. 移植58 : 189-208, 2023
7) 日本臨床腎移植学会, 他 : 生体腎移植のドナーガイドライン https://cdn.jsn.or.jp/guideline/pdf/Donor-guidelines.pdf (2024年8月1日閲覧)
8) International Registry in Organ Donation and Transplantation Newsletter 2022 https://www.irodat.org/img/database/pdf/IRODaT_Newsletter_2022.pdf (2024年8月1日閲覧)

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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