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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科78巻2号

2024年02月発行

特集 夜間頻尿に対する治療戦略―クリニカルイナーシャからの解放

〈総論〉

夜間頻尿に対する診療アルゴリズム

著者: 𠮷澤剛1 髙橋悟1

所属機関: 1日本大学医学部泌尿器科学系泌尿器科学分野

ページ範囲:P.92 - P.98

文献概要

▶ポイント

・『夜間頻尿診療ガイドライン[第2版]』では一般医向けアルゴリズム(排尿日誌を使用しない場合),泌尿器科専門医向けアルゴリズム(排尿日誌を使用する場合),多尿・夜間多尿の有無に応じたアルゴリズム1〜3が提示された.

・本来であれば,デスモプレシンを使うべき夜間多尿症例に対して,膀胱蓄尿障害の治療を優先している可能性がある.

参考文献

1) 日本排尿機能学会夜間頻尿診療ガイドライン作成委員会 (編) : 夜間頻尿診療ガイドライン. ブラックウェルパブリッシング, 2009
2) 日本排尿機能学会, 他 (編) : 夜間頻尿診療ガイドライン [第2版]. リッチヒルメディカル, 2020
3) 日本泌尿器科学会 (編) : 男性下部尿路症状・前立腺肥大症診療ガイドライン. リッチヒルメディカル, 2017
4) 日本排尿機能学会 (編) : 過活動膀胱診療ガイドライン [第3版]. リッチヒルメディカル, 2022
5) 日本排尿機能学会, 他 (編) : 女性下部尿路症状診療ガイドライン [第2版]. リッチヒルメディカル, 2019
6) Emeruwa CJ, et al : Prevalence of the nocturnal polyuria syndrome in men. Neurourol Urodyn 39 : 1732-1736, 2020

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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