文献詳細
増刊号特集 薬の使い方がすぐわかる 泌尿器科処方ガイド
2.下部尿路機能障害
文献概要
処方のポイント
●低活動膀胱に対する薬物療法には,排尿筋低活動に対する治療と尿道平滑筋弛緩不全に対する治療がある.
●排尿筋低活動に対する有効な薬物療法はないのが現状である.
●尿道平滑筋弛緩不全に対して,α1アドレナリン受容体遮断薬は有効である.
●低活動膀胱に対する薬物療法には,排尿筋低活動に対する治療と尿道平滑筋弛緩不全に対する治療がある.
●排尿筋低活動に対する有効な薬物療法はないのが現状である.
●尿道平滑筋弛緩不全に対して,α1アドレナリン受容体遮断薬は有効である.
参考文献
1) 古田 昭, 他 : 前立腺肥大症と低活動膀胱の併存. 臨泌74 : 170-173, 2020
2) Sekido N, et al : Effects of α1 antagonist and cholinesterase inhibitor on cystometric parameters in lumbar canal stenosis rats with underactive bladder. Urology 84 : 1248E9-1248E15, 2014
3) 和田直樹, 他 : 過活動膀胱と低活動膀胱の併存. 臨泌74 : 166-169, 2020
掲載誌情報