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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科78巻4号

2024年04月発行

文献概要

増刊号特集 薬の使い方がすぐわかる 泌尿器科処方ガイド 2.下部尿路機能障害

間質性膀胱炎

著者: 古田昭1 木村高弘1

所属機関: 1東京慈恵会医科大学 泌尿器科

ページ範囲:P.75 - P.77

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処方のポイント

●現在のところ,間質性膀胱炎・膀胱痛症候群(IC/BPS)に対する保険収載された薬物療法は存在しない.

●ハンナ型間質性膀胱炎は膀胱内に慢性炎症を認めるため,ステロイドが有効である.

●膀胱痛症候群は膀胱内に異常を認めないため,疼痛に対する対症療法が主体となる.

参考文献

1) 日本間質性膀胱炎研究会, 他 (編) : 間質性膀胱炎・膀胱痛症候群診療ガイドライン. リッチヒルメディカル, 2019
2) van Ophoven A, et al : A prospective, randomized, placebo controlled, double-blind study of amitriptyline for the treatment of interstitial cystitis. J Urol 172 : 533-536, 2004
3) Foster HE Jr, et al : Effect of amitriptyline on symptoms in treatment naïve patients with interstitial cystitis/painful bladder syndrome. J Urol 183 : 1853-1858, 2010

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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