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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科78巻4号

2024年04月発行

文献概要

増刊号特集 薬の使い方がすぐわかる 泌尿器科処方ガイド 6.内分泌疾患

低ゴナドトロピン性男子性腺機能低下症(MHH)

著者: 佐藤克哉1 千葉公嗣1 三宅秀明1

所属機関: 1神戸大学大学院医学研究科 腎泌尿器科学分野

ページ範囲:P.125 - P.127

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処方のポイント

●低ゴナドトロピン性男子性腺機能低下症(MHH)は,薬物療法により治療効果を期待できる数少ない男性不妊症の1つである.

●治療の目的は,二次性徴発来を含むテストステロンの全身作用と生殖能力の改善である.

●治療には,ヒト絨毛性ゴナドトロピン(hCG)製剤と,リコンビナントヒトFSH(rhFSH)製剤が主に用いられる.

参考文献

1) 千葉公嗣 : 低ゴナドトロピン性性腺機能低下症とその治療. 臨婦産72 : 1087-1092, 2018
2) 江夏徳寿 : 男性低ゴナドトロピン性性腺機能低下症の基礎と臨床. 日本生殖内分泌学会雑誌21 : 17-22, 2106
3) Fraietta R, et al : Hypogonadotropic hypogonadism revisited. Clinics (Sao Paulo) 68 (suppl 1) : 81-88, 2013
4) 日本内分泌学会 (編) : 男性の性腺機能低下症ガイドライン2022. pp46-59, 2022 https://www.jstage.jst.go.jp/article/endocrine/98/S.July/98_1/_article/-char/ja (2023年12月1日閲覧)
5) Warne DW, et al : A combined analysis of data to identify predictive factors for spermatogenesis in men with hypogonadotropic hypogonadism treated with recombinant human follicle-stimulating hormone and human chorionic gonadotropin. Fertil Steril 92 : 594-604, 2009

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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