文献詳細
増刊号特集 薬の使い方がすぐわかる 泌尿器科処方ガイド
8.腎機能障害
文献概要
処方のポイント
●慢性腎臓病(CKD)に対する薬物療法の目的は大きく3つあり,①原因疾患やリスクファクターの管理,②腎臓機能の低下の抑制,③腎不全の合併症状の軽減である.
●これまでは①のみがCKD対策の治療薬であったが,近年②のような腎臓に働き腎不全の進行を抑える薬剤が登場し,腎不全治療が充実してきている.
●薬剤のなかにはCKDが進行すると禁忌や慎重投与となる薬剤も多いので注意を要する.
●慢性腎臓病(CKD)に対する薬物療法の目的は大きく3つあり,①原因疾患やリスクファクターの管理,②腎臓機能の低下の抑制,③腎不全の合併症状の軽減である.
●これまでは①のみがCKD対策の治療薬であったが,近年②のような腎臓に働き腎不全の進行を抑える薬剤が登場し,腎不全治療が充実してきている.
●薬剤のなかにはCKDが進行すると禁忌や慎重投与となる薬剤も多いので注意を要する.
参考文献
1) 日本糖尿病学会 (編) : 糖尿病治療ガイド2022-2023. 文光堂, 2022
2) 日本腎臓学会 (編) : エビデンスに基づくCKD診療ガイドライン2023. 東京医学社, 2023
3) 川合眞一, 他 (編) : 今日の治療薬 解説と便覧2023. 南江堂, 2023
掲載誌情報