文献詳細
増刊号特集 薬の使い方がすぐわかる 泌尿器科処方ガイド
10.周術期《予定手術》
文献概要
処方のポイント
●抗凝固療法による薬物的予防法は高リスク以上が適応となるが,出血リスクも踏まえ,慎重に適応を判断する.
●未分画ヘパリンによる予防投与は1日2回5000単位を皮下投与する.
●未分画ヘパリンによる予防投与では活性化部分トロンボプラスチン時間(APTT)を延長させないように使用する.
●抗凝固療法による薬物的予防法は高リスク以上が適応となるが,出血リスクも踏まえ,慎重に適応を判断する.
●未分画ヘパリンによる予防投与は1日2回5000単位を皮下投与する.
●未分画ヘパリンによる予防投与では活性化部分トロンボプラスチン時間(APTT)を延長させないように使用する.
参考文献
1) 日本循環器学会 : 肺血栓塞栓症および深部静脈血栓症の診断, 治療, 予防に関するガイドライン (2017年改訂版). https://www.j-circ.or.jp/cms/wp-content/uploads/2017/09/JCS2017_ito_h.pdf (2024年2月閲覧)
2) 西村和郎 : 深部静脈血栓症,肺血栓塞栓症の予防 (【泌尿器科診療に役立つ周辺手技と処置】 泌尿器科診療に知って役立つ周辺処置). 泌外35 : 190-196, 2022
3) EAU Guidelines. Thromboprophylaxis. https://uroweb.org/guidelines/thromboprophylaxis (2023年12月閲覧)
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