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編集後記 フリーアクセス
著者: 近藤幸尋
所属機関:
ページ範囲:P.424 - P.424
万人に誕生日が1年に1回しかないことはわかっているがそのスピードたるや驚くべきものがあります.ましてやコロナ禍では,振り返ってみても何をしたという記憶もなく,漫然と過ごした4年間のように感じてしまいます.小職のように定年が近づくなかで誕生日を迎える心境も複雑です.定年まで700日を切ったことも衝撃です.1日1日がものすごいスピードで過ぎていくなか,700日はあっという間に過ぎそうです.かつて自分の父親が72歳で亡くなったときに,なんとなく自分の人生は72歳と考えていました.その際に考えたのが,人生もあと10000日で,晩御飯を食べるのもあと10000食か…,ということです.10000食と考えると,1食を大事にしないとすぐに終わってしまうと思ったわけですが,今や残されたのはあと3000食です.定年まで700食です.この貴重なお昼や夜の700食をどこで誰と食べるかは大変重要です.無駄のない有効な食事をして過ごしたいものです.
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