文献詳細
文献概要
臨牀講義
胃潰瘍による穿孔性腹膜炎
著者: 木本誠二1 星野智雄1
所属機関: 1東京帝國大學
ページ範囲:P.39 - P.41
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患者29歳女。
家族歴祖父母に就ては母系の祖母が63歳の時胃病で死亡した外不詳。父は60歳の時腦溢血で死亡,母は60歳で健在であるが2年前と今年春と二囘胃痙攣を起したことがある。同胞11名中姉1人敗血症により,妹1人3歳の時榮養不良により死亡したが,それ以外健在。夫37歳健康。四子を擧げ長女が9歳の時百日咳で死亡した外何れも健康である。
患者29歳女。
家族歴祖父母に就ては母系の祖母が63歳の時胃病で死亡した外不詳。父は60歳の時腦溢血で死亡,母は60歳で健在であるが2年前と今年春と二囘胃痙攣を起したことがある。同胞11名中姉1人敗血症により,妹1人3歳の時榮養不良により死亡したが,それ以外健在。夫37歳健康。四子を擧げ長女が9歳の時百日咳で死亡した外何れも健康である。
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