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文献詳細

雑誌文献

臨床外科1巻2号

1947年02月発行

文献概要

臨牀例

胸壁腫瘤を主訴とする胃癌の1例

著者: 天野信一1

所属機関: 1東京醫科大學第一外科教室

ページ範囲:P.49 - P.53

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緒言
 胃穿孔は胃潰瘍の場合は決して珍しいものではないが,胃癌の穿孔は比較的稀なものである。
 私は最近,胸壁の有痛性腫瘤を主訴とした患者に於て,それが胃の潰瘍癌の體壁への被覆性穿孔の結果,穿孔部より胸壁に癌組織が連續的に發育して腫瘤を形成した1例を經驗したので,茲に報告する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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