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文献概要
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腦下垂體部腫瘍—畏友小榮次郞博士の靈に捧ぐ
著者: 荒木千里1
所属機関: 1京都帝國大學
ページ範囲:P.1 - P.8
文献購入ページに移動腦下垂體部腫瘍群の分類と診斷學的特徴
腦下垂體腫瘍と云へば,本來は腦下垂體腺腫と「クラニオファリンジオーム」(頭蓋咽頭腫)との二つを指す譯であるが,外科的立場からは近接部位に發生する腫瘍をも一括して考察する方が便利である. 假りに今之を腦下垂體部腫瘍群と呼ぶ事にしやう。發生部位によつて次の樣に分類する。
腦下垂體腫瘍と云へば,本來は腦下垂體腺腫と「クラニオファリンジオーム」(頭蓋咽頭腫)との二つを指す譯であるが,外科的立場からは近接部位に發生する腫瘍をも一括して考察する方が便利である. 假りに今之を腦下垂體部腫瘍群と呼ぶ事にしやう。發生部位によつて次の樣に分類する。
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