文献詳細
症例報告
文献概要
1. 緒言
パイヤー氏病とは結腸の肝竝に脾彎部特に後者に於ける強度の屈曲と周圍の癒着に因つて生ずる良性の慢性腸狹窄症状を呈する疾患である。
1905年パイヤー氏が系統的に報告したものであるが,斯くの如き症状を呈する疾患に就いてはBraun,Zeidler,A. v. Bergmann,Terrier,Poirier,Walther,Routier氏等が報告したことがあるが,獨立疾患として發表したのはパイヤー氏である。
パイヤー氏病とは結腸の肝竝に脾彎部特に後者に於ける強度の屈曲と周圍の癒着に因つて生ずる良性の慢性腸狹窄症状を呈する疾患である。
1905年パイヤー氏が系統的に報告したものであるが,斯くの如き症状を呈する疾患に就いてはBraun,Zeidler,A. v. Bergmann,Terrier,Poirier,Walther,Routier氏等が報告したことがあるが,獨立疾患として發表したのはパイヤー氏である。
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