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文献詳細

雑誌文献

臨床外科1巻3号

1947年04月発行

文献概要

症例報告

パイヤー氏病の1例に就て

著者: 今井五郞1

所属機関: 1千葉醫科大學中山外科

ページ範囲:P.44 - P.46

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1. 緒言
 パイヤー氏病とは結腸の肝竝に脾彎部特に後者に於ける強度の屈曲と周圍の癒着に因つて生ずる良性の慢性腸狹窄症状を呈する疾患である。
 1905年パイヤー氏が系統的に報告したものであるが,斯くの如き症状を呈する疾患に就いてはBraun,Zeidler,A. v. Bergmann,Terrier,Poirier,Walther,Routier氏等が報告したことがあるが,獨立疾患として發表したのはパイヤー氏である。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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