文献詳細
症例報告
Scheele氏小腸管膀胱整形術Dünndarmringplastikの經驗に就て
著者: 楠隆光1
所属機関: 1東京帝國大學附屬醫院分院泌尿器科
ページ範囲:P.48 - P.51
文献概要
腸管膀胱吻合術に使用する腸管としては,1920年頃一時大腸がBirnbaum(1920),Mayer(1921)等により利用されたが,今日に於ては專ら小腸が利用される。それは小腸の方が大腸よりも腸管膜が長く移動に便利である事及び細菌が比較的少ないと言ふ二點によるのである。
掲載誌情報