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綜説
文献概要
膝関節を初めとして関節腔に造影剤を注入することにより,骨組織以外の関節構成体の状態を「レ」線学的に診断しようとする試みは古来幾多の学者によつて行われて来た.
余等は膝内障の症例の診断に当り,従来行われて来た各種診断法によつても尚不満の点の尠からざるに鑑み,最近邦製Iodopyracet(市販名Pyraceton)を使用して膝関節造影法を試みたる所.比較的良好なる成果を得たのでこゝにその大要を報告し,諸賢の御追試並びに御批判を賜りたいと思う次第である.
余等は膝内障の症例の診断に当り,従来行われて来た各種診断法によつても尚不満の点の尠からざるに鑑み,最近邦製Iodopyracet(市販名Pyraceton)を使用して膝関節造影法を試みたる所.比較的良好なる成果を得たのでこゝにその大要を報告し,諸賢の御追試並びに御批判を賜りたいと思う次第である.
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