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文献詳細

雑誌文献

臨床外科10巻12号

1955年11月発行

文献概要

綜説

邦製ヨードピラセットによる関節造影法

著者: 加藤晃1

所属機関: 1東京厚生年金病院整形外科

ページ範囲:P.945 - P.948

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 膝関節を初めとして関節腔に造影剤を注入することにより,骨組織以外の関節構成体の状態を「レ」線学的に診断しようとする試みは古来幾多の学者によつて行われて来た.
 余等は膝内障の症例の診断に当り,従来行われて来た各種診断法によつても尚不満の点の尠からざるに鑑み,最近邦製Iodopyracet(市販名Pyraceton)を使用して膝関節造影法を試みたる所.比較的良好なる成果を得たのでこゝにその大要を報告し,諸賢の御追試並びに御批判を賜りたいと思う次第である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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