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文献詳細

雑誌文献

臨床外科10巻12号

1955年11月発行

文献概要

症例

先天性十二指腸狹窄の一例

著者: 前田外喜男1

所属機関: 1東京都国民保険団体連合会福生病院外科

ページ範囲:P.969 - P.973

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 十二指腸は先天性腸狭窄乃至閉塞の比較的好発部位ではあるが,その報告例は内外共に甚だ少い.且その臨床診断は必ずしも容易でなく,しかも治療は緊急を要するが,生後間もない新生児を対象とするため,1914年Ernst1)が最初の手術成功例を報告して後もその成功例は極めて少い.最近私は幽門狭窄の臨床診断の下に開腹し十二指腸の狭窄を確めた1例を経験したのでここに報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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