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文献詳細

雑誌文献

臨床外科10巻13号

1955年12月発行

文献概要

症例

気管支癌を疑われた肺結核腫の1例

著者: 八田忠久1

所属機関: 1神戸医大第一外科

ページ範囲:P.1019 - P.1020

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 胸部外科の発達に伴い,肺癌と肺の結核腫との鑑別診断が重要視され,G.J.Culver,et al 1)(1950),H. W. Mahon&J.H. Forsee2)(1950)を初め欧米並びに本邦に於ても諸家の経験による多数の報告があつて之について論及している.
 気管支癌の診断は,現在レ線検査並びに気管支鏡による諸検査の発達によつて,その80%に確診がつくといわれるが3),時には癌を否定できぬまゝに開胸,切除して,病理組織学的の決定にまつ場合が屡々起る事が多い4)

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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