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文献詳細

雑誌文献

臨床外科10巻2号

1955年02月発行

文献概要

綜説

持続性局所麻醉剤Langencainの効果に就て

著者: 松井勉1 淸正和1

所属機関: 1昭和医科大学外科教室

ページ範囲:P.123 - P.124

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 近時麻酔法の長足の進歩がもたらされ,術中の患者は殆ど全く苦痛に耐える必要が無くなつたが,術後の苦痛に就いては未だ有力な対策が無い様に見うけられる.我々の教室では術後の無痛法について,1,2の試みを行いつつあつたが,たまたま科研薬販売株式会社より,持続性局所麻酔剤Langecain(主剤はProcain,塩酸Procain,及びButyl-y-amino-benzoateよりなる)の試用を依頼されたので,下記の如く手術例に応用して見た.その結果は充分見るべき効果が得られたと思われるので,簡単に其の使用経験を述べる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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