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文献詳細

雑誌文献

臨床外科10巻6号

1955年06月発行

綜説

整形外科領域に於ける感應錠の應用價値

著者: 矢橋健一1 利根川輝男1 佐藤二郞1

所属機関: 1慈大整形外科

ページ範囲:P.377 - P.379

文献概要

 近年各種抗生剤に依る化学療法の進歩に依り整形外科領域に於ても細菌感染症の治癒率は著しい上昇を示している.然し一面に於て,感染菌は化学療法の洗礼を受けて次第に抵抗性を獲得したものが現われて来たので,化学療法剤の選択や投与量の決定には相当に苦心を払わなければならない様になつた.従つて最近の化学療法は感染菌の化学療法剤に対する感受性を検査した後に開始するのが合理的であるが,従来の検査法では臨床上の応用には余りに煩雑の憾がないではない.
 今回感受性測定を簡単に行い得る感応錠を種々なる整形外科的感染症に応用したので,その結果に就いて述べる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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