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文献詳細

雑誌文献

臨床外科10巻7号

1955年07月発行

文献概要

綜説

胃全摘出後の肝糖原

著者: 権藤嘉治1

所属機関: 1九州大学医学部第二外科教室

ページ範囲:P.423 - P.426

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 教室に於ける胃全摘後の物質代謝に関する研究の一翼として,胃全摘後に於ける肝糖原の検索を企図した.
 肝糖原量は食後経過時間,日時差等に依つても甚しく動揺するものと言われているので,単に1例1回宛の断片的検索では正鵠を失する惧れがあると思われる.従つて私は胃全摘犬の同一例に就て.食後時間を追うて肝糖原量の一日中の消長を追究し,見るべき知見を得た(文献4)ので,茲にその概要を報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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