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綜説
各種全身麻醉の比較—主として体液に及ぼす影響の観点から
著者: 林田隆輔1 江口健男1 井昭成1 森岡享1 上塚昭逸1
所属機関: 1熊本大学医学部第2外科教室
ページ範囲:P.497 - P.501
文献購入ページに移動わが国に於ても,1954年秋第1回麻酔学会が発足し,閉鎖循環式麻酔器(下以閉鎖式と略す)を備え,麻酔係の居る病院では,高度の外科的手技を自由に駆使して今まで極めて困難視された大手術を行うことができるようになつた.又国内でも閉鎖式麻酔器は多くの需要に応じて生産供給される段階にきた.
従つて本器を使用しての各種全身麻酔の普及程度は,数年前の予想とは全く格段の相違を示しているといわねばならない.
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