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文献詳細

雑誌文献

臨床外科10巻8号

1955年08月発行

文献概要

綜説

各種全身麻醉の比較—主として体液に及ぼす影響の観点から

著者: 林田隆輔1 江口健男1 井昭成1 森岡享1 上塚昭逸1

所属機関: 1熊本大学医学部第2外科教室

ページ範囲:P.497 - P.501

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I.はしがき
 わが国に於ても,1954年秋第1回麻酔学会が発足し,閉鎖循環式麻酔器(下以閉鎖式と略す)を備え,麻酔係の居る病院では,高度の外科的手技を自由に駆使して今まで極めて困難視された大手術を行うことができるようになつた.又国内でも閉鎖式麻酔器は多くの需要に応じて生産供給される段階にきた.
 従つて本器を使用しての各種全身麻酔の普及程度は,数年前の予想とは全く格段の相違を示しているといわねばならない.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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