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文献詳細

雑誌文献

臨床外科10巻8号

1955年08月発行

症例

頸動脈毬腫瘍—文献的考察及び我々の経験せる1例

著者: 飯塚積1 平沢進武1 岡田義春1

所属機関: 1東京都済生会中央病院外科

ページ範囲:P.537 - P.540

文献概要

 頸動脈毬腫瘍Carotid Body Tumorは比較的稀な疾患で,本邦では僅か数例,外国に於ても300例弱の報告があるに過ぎない.頸動脈毬腫瘍の中には悪性変化を示すものも少くなく,その剔出に当つては頸動脈の結紮を余儀なくされることも屡々である.しかし我々は最近,病理組織学的に良性と考えられる本腫瘍を頸動脈を結紮することなしに剔出し得た1例を経験したので,これにいさゝか文献的考察を加えて報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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