文献詳細
症例
文献概要
各種制癌剤の発見と共に現在多くの制癌剤が臨床的に用いられ,種々の腫瘍性疾患に対する治療成績が報告されている.而して異つた構造を有する種々の制癌剤に共通に見られる副作用として造血器障碍が挙げられる.
我々は制癌剤特にNitrogen-Mustard-N—Oxide(ナイトロミン)の過剰作用により強く造血器障碍を起し遂にAgranulocytosisの症状を来し死亡せる例を経験したのでこゝに報告する.
我々は制癌剤特にNitrogen-Mustard-N—Oxide(ナイトロミン)の過剰作用により強く造血器障碍を起し遂にAgranulocytosisの症状を来し死亡せる例を経験したのでこゝに報告する.
掲載誌情報